物理

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国公立大

センター試験の物理は満点を取りやすい科目です。
センター試験では、9割以上の得点は必須であり、差がつくのは2次試験の出来・不出来です。

2次試験の物理は、他学部との共通問題の大学が多く、力学と電磁気からほぼ出題され、
他の1題が熱もしくは波動からの出題という構成が多いです。

単元としては、力学は
物理Ⅱの円運動・単振動、電磁気は物理Ⅱのコンデンサー・電磁誘導
がよく出題されます。これらの単元の習得を深め、
標準問題以上の問題に対応できる考察力と計算力を身につける必要があります。
物理的な考察力をいかにつけるかが、高得点への必須条件となります。

また、医系単科大では原子分野を出題範囲とする場合があり、各大学の出題傾向が異なります。

いずれにしろ、どのような問題が出題されても、8割以上得点することを前提に勉強する
必要があります。最初のほうの問いの解答を後の方の問いで使われることも多く、
ミスは命取りになります。各大問の初めのほうの問いは、絶対に落としてはいけません。
初めのほうの問いの流れから問題全体の方向性を認識し、考察の方向を決めていくことが重要です。

なお、旧帝大系は問題文が長く問題設定も複雑ですので、物理現象をイメージする力が問われます

 
私立大

出題形式(マーク or 記述)、問題数は各大学によって特徴があり、様々です。
しかし、出題分野が力学と電磁気で、残りが波動もしくは熱という傾向は、
国公立大の場合と同じです。

その一方で、各大学で問題の特徴があり、過去問の研究が重要となります。
また、マーク式解答の場合、マーク欄を誤ってしまうミスが意外に多く発生しているので、
過去問で慣れておく必要があります。