日本医科大学 医学部
国公立との併願者が多い。英語・数学に配点が偏っている。(配点英語300点、数学300点、理科2科目400点)数学は計算力・思考力を問うよく練られた問題が出題される。英語では長文・文法ともに底固い実力が問われる。理科は配点が低いですが、ケアレスミスは命取り。合格するためには、理科で80%以上、英語で70%以上を得点する必要がある。
URL:http://college.nms.ac.jp/
住所〒113-8602 東京都文京区千駄木1-1-5
千駄木校舎代表03-3822-2131
一般入試 | 推薦 | センター入試利用 |
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114名 |
千葉県地域枠3名、福島県地域枠1名を含む
一次試験 科目 | 試験時間 | 配点 | 二次試験 科目 | 試験時間 | 配点 | |
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外国語(英語) | 90分 | 300点 | 小論文 | 60分 | ||
数学 | 90分 | 300点 | 面接(グループ討論) | 40分 | ||
理科(2科目) | 120分 | 400点 | 面接〈個人〉 | 10分 |
※理科は<物理Ⅰ・Ⅱ><化学Ⅰ・Ⅱ><生物Ⅰ・Ⅱ>から2つ選択
長文読解が中心で、発音・アクセントの問題や空所補充の問題は頻出。難易度は標準的ですが、文法の基礎がきちんと身についていないと解答できない問題になっている。全4題のうち3題が長文。全体的に記述の割合が高く、時間内に解くには速さが求められる。空欄補充や同意語を求める問題の難易度は高い。英訳の対策は、文法基礎の習得と的確な英訳表現ができるように和文英訳演習をしておく必要がある。
出題は、関数と数Ⅲ全般が中心。総合力を試す出題が多い。高いレベルの応用力と計算力が求められる。後半の出来不出来で合否が決まる。大問数は3題。出題形式は、記述。問題量と難易度を考える問題を全て解き切るのは、かなり厳しい。暗記だけでは解けない問題ばかりなので、定義・定理・公式を論理的に理解していることが必須。時間配分を考えて、問題の取捨選択が必要になってくる。
全範囲から出題される。定番問題・頻出問題が大半。最近は、実験に関する問題が頻出。文字数制限のある論述問題が毎年出題されている。大問数は4~5題。出題形式は記述・穴埋め式。問題量はやや多く、時間のかかる計算問題も多い。時間に余裕がないため、時間配分はよく考える必要あり。難易度はやや高いが、標準的な問題。問題集で、繰り返し演習を行う必要あり。
大問数は3題。問題形式は、記述式。文章量が多いので、解くのに時間がかかる。計算ミスは致命的になる。DNAに関する問題が多い。遺伝情報、染色体の問題も多い。ま生態系(進化・食物連鎖など)からの出題もある。実験問題が中心で、考察する内容が多い。文章だけで問題が作られていることが多く、図解をしないと問題を理解することが難しい。計算問題は、基本的な内容が中心。
大問数は4題。出題形式は穴埋めです。標準的な問題が中心だが、見慣れない問題が出ることもある。力学、電磁気学、熱力学、波動の中から1題ずつ出題される。標準問題を中心に勉強をしつつ、難問にも取り組むようにしておいた方が良い。
500字以上、600字以内の記述。時間;60分
課題文を読み、自分の意見や考察を述べる問題。
<出題内容>
本邦において実現されるべき理想的な医療について、「経済の現状に即した効率的な医療」と「医学的正義」を念頭に、500字以上600字以内で述べてください。(2012年度)
『「夜ふかし」の脳科学』神山潤著より文章を読んで、あなたの考えを500字以上600字以内でまとめなさい。(2011年度)
文章を読み「研究・教育・臨床」の関係について考察し500字以上600字以内で述べよ。(2010年度)
グループ討論面接40分。個人面接10分。
グループ討論は、最初にテーマの簡単な説明があり、一人ずつそのテーマに関して1~2分で意見を発表。その後、討論に入る。
個人面接は、医師を志望した理由等、オーソドックスな質問。グループ討論の感想を聞かれることもある。