東邦大学 医学部
東邦大学医学部は、問題量が多く、問題内容もかなり特殊です。英語は問題の大半が医学系の英文。医学系用語の語彙力を高めておく必要があります。数学は数Ⅲが中心。中難度の問題を速く解く必要があります。物理は典型的な計算が中心。化学はセンター試験に近い形式です。有機化学分野は細かい知識が問われます。
URL http://www.toho-u.ac.jp/
大森キャンパス〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16
入試事務室03-5763-6598
大森キャンパス03-3762-4151
一般入試 | 推薦 | センター入試利用 |
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110名 |
付属校推薦入学者を含む
一次試験 科目 | 試験時間 | 配点 | 一次試験 科目 | 試験時間 | 配点 | |
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外国語(英語) | 90分 | 150点 | 面接(個人) | 10分 | ||
数学 | 90分 | 100点 | ||||
理科(2科目) | 120分 | 150点 | ||||
小論文 | 60分 |
※理科は<物理Ⅰ・Ⅱ><化学Ⅰ・Ⅱ><生物Ⅰ・Ⅱ>から2つ選択
医学関連の英文が出題され、医学系専門単語を把握していないと長文が読めない。英作文・和訳の出題はない。2011年度は大問7題。2012年度は5題に減少。小問数は70題前後。出題形式はマーク式。問題数がかなり多いので、速読の力が必要。長文対策として、医学系の英文を相当量読み込む必要がある。医学関連のニュースには日頃から新聞や雑誌などで注意を払っておく必要がある。医学系以外のテーマの長文でも、かなりの難単語が登場する場合がある。空所補充、短文完成、誤文訂正などの対策として、文法は基礎をしっかり固めておく。
幅広い分野から出題され、前半は基本レベルの問題、後半は発展レベルの問題になります。発展レベルの問題をしっかり正解することが合否の分かれ目となる。2011年度は大問2題。2012年度は全て小問。出題形式は2010年度まで記述とマーク式の併用でしたが、2011年度からはすべてマーク式。問題量はそれ程多くない。基本レベルの問題を速く正確に解けるよう。出題の中心となる数Ⅲは、中難度の問題も出ます。数Ⅲの問題は年度により難易度が変化します。
全範囲から出題されます。1題目は、計30問の小問集。全体的には標準レベルの問題。大問数は3題。出題形式はマーク式。大問1だけで30問あり、いかに速く性格に解けるかが勝負。
実験問題、正誤問題が中心。遺伝が頻出。発生と器官形成、恒常性・神経系の問題は出題される。例年、大問数は8~9題でしたが、2012年度は5題。問題形式は、マーク式。実験問題が多く出題されますが、実験を考察し、それによって導き出された答えを選ぶ必要がある。遺伝は解答に時間がかかる問題が多く、時間配分に注意。生物用語に関する正確な知識がないと、なかなか正しい解答を選ぶのが難しい。
力学、熱力学、波動、電磁気が頻出。出題されます。力学と電磁気の出題が多め。難易度はそれほど高くなく、解くスピードが要求される。2012年度の大問数は7題。小問にすると、25問。解答形式はマーク式。普通に解いていては時間が足りない。計算問題は速く正確に解くことが必要。正誤問題は、選ぶ選択肢の数が定められていない問題も出題される。
時間60分。600字の記述。課題文を読み、自分の考えを述べる形式です。ここ数年は、医療分野からの出題がされています。最新の医療情報を押さえておくことが必要。今までに問題になった医療関係の内容についても、専門書を読むなどして、背景知識を入れておく必要がある。
医療の将来という観点から医師を志すあなたの考えを述べなさい。(2012年度)
出産と子育てをしながら仕事をする女医の話を読み、男女共同参画社会について800字で論じなさい。(2011年度)
ターミナルケアについて医療の原点という観点から医師という立場で述べよ。(2010年度)
時間10分。個人面接。30~40人がグループに分かれて大部屋で待機し20分おきに2人ずつ呼ばれ小部屋に移動、その後面接。
<質問内容>
東邦大の志望理由
医師の志望動機
高校時代何をしていたか
浪人生活はどんなものだったか
得意科目、不得意科目
趣味
生物の試験の感想
併願校