英語

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英語は数学に比べるとそれほどの難問はありませんが、
医学部受験で求められる英語力のレベルは高いといえます。

レベルの高い問題を解くためには、正確な読解力が求められます。
そのためには豊富な語彙力・基礎から積み上げられた文法力と構文把握力が必要とされます。
国公立大

センター試験全体での高得点が必須です。
合格者の大半は、英語+リスニングで90%(225/250点)以上の得点をしています。

2次試験においては基本的に他学部と共通です(一部の医系単科大は別)。
合格最低点を見ていくと、40%台から80%近くまで大学によって問題の難度に大きな差があります。

しかし、全般に数学が難しい大学が多いので、
英語では概ね6割から8割は得点する必要があります。

確実に得点すべき問題は落とすことなく得点し、
和訳問題では構文・文型をきっちりと押さえて、論旨を外さないことが重要です。
たとえ減点されても部分点を取れるような解答が求められます。

また、東京医科歯科大は長文1題だけの出題で、300~400字の説明問題が出されます。
この出来不出来で点差が開きます。

北大や旭川医大の英問英答、東北大、千葉大、京大、阪大の古典的な和文英訳も、確実に
点差が開く問題です。

 
私立大

7割以上の得点が確実に必要です。
また、医学部独自の出題の場合、医学、生物学などを題材としたの長文が出題される可能性があり、
医学的話関係の語彙の習得も必要となります。

出題形式は客観問題が大半ですが、問題量が多いので、英語の処理スピードが要求されます。

また、慶大の国公立型の読解問題(記述式)や順天堂大の自由英作文など、
大学によって特徴的な問題もあるので、過去問をよく研究する必要があります。