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国公立大

「標準問題」と「考察問題」に分けられますが、
旧7帝大や医系単科大では「考察問題」の比率が高く、
それ以外の大学は「標準問題」と「考察問題」がほぼ同じ割合
です。

他学部と問題が共通の総合大学は、「知識問題」の比率が高い傾向にあり、
さほど難しくありませんが、逆に合格には高得点が必須です。
「知識問題」の失点は許されず、「考察問題」も6割以上得点する必要があります。

医系単科大では、「消化と吸収」、「循環系」、「性周期などの内分泌系」、「感覚器」などや、「遺伝子治療」、「臓器移植」、「再生医療」など直接医学に関わる分野、「分子遺伝」、
「ホメオティック遺伝子」、「iPS細胞」など最新の題材からの出題も多く見られます。

 

私立大

知識問題が中心で、「ヒトを中心とした遺伝や動物生理」からの出題が多いことが私大の特徴です。

難関私大では、各分野の専門家が出題するケースがあり、
高校の範囲外や最先端の題材が出題されることもあります。

高得点を目指すには、
特徴的な問題を数多くこなすと同時に医学・生物関係の科学雑誌等を通じて最新の話題に配慮
することも必要です。

東京慈恵会医科大・順天堂大・日本医科大等では「動物の反応」、「タンパク質」が頻出ですが、「植物の反応」からの出題もあり、全分野偏りなく学習しておく必要があります。

また、論述対策として、数多くの資料解析・実験考察問題の演習を繰り返すことにより、

考察力を養うことが必要です。