愛知医科大学　医学部

愛知医科大学医学部の入試は、2012年から数学の試験時間が増え、150点の配点となりました。英語は文法と語法にウエイトが置かれており、数学は数Ｃが出題されず、難易度が標準で高得点を狙えるでしょう。理科の難易度は全体的に標準です。

URLhttp://www.aichi-med-u.ac.jp/
住所〒480-1195　愛知県長久手市岩作雁又１−１
医学部入試係0561-61-5314（直通）
代表0561-62-3311

※数学は数C以外
※理科は＜物理Ⅰ・Ⅱ＞＜化学Ⅰ・Ⅱ＞＜生物Ⅰ・Ⅱ＞から2つ選択

※理科は＜物理Ⅰ＞＜化学Ⅰ＞＜生物Ⅰ＞から2つ選択
※外国語の配点は250点満点を200点に換算する

文法・語法・読解題の大問８題で、解答形式はマークと記述になります。文法と語法問題にウエイトが置かれています。まずは文法・語法の基礎知識を頭に入れるようしてください。文章読解題は４題程度、物語や伝記などがよく出ます。全体の難易度はそれほど高いとはいえません。

大問５題程度で、数Ｃ以外の範囲が出題されます。微分・積分、数列、確率、ベクトルの問題が頻出で、難易度が低い問題から高い問題まで見られます。解答の形式は記述式になります。考え方、途中式をしっかり書けるように対策しておきましょう。

大問４題で、設問が多い試験になっています。問題集や過去問でよく見かける問題は早く解けるように訓練をして、時間配分に気をつけましょう。無機化学の問題が頻出で、知識を試す空欄補充の問題も出題されます。

大問数４題で、実験に関する問題、計算問題中心の出題です。図やグラフ問題に多く触れ、知識として頭に入れておくことも大事です。解答形式は記述、空欄補充で、時間のかかる問題がいくつかあります。過去問に触れ、時間配分の対策を立てるようにしましょう。 

大問数３題で、難易度は標準です。電磁気、力学、波動の問題が中心になっています。奇問難問が少ないので、それ以外の問題は確実に得点につなげるようにしましょう。

　時間60分　５段階評価

課題文を読んで答える場合、読解力はもちろん、賛成と反対の両方の意見を持てるようにしましょう。2011年以降の条件をもとに質問に答える場合は、自分の考えや発想をもとに論理的に書くことが重要です。

2012年度
＜試験内容＞アフリカ難民を救う団体から毎月の寄付をお願いされる際の返答（条件をもとに述べる）（文字数500～600字）
＜試験内容＞医学部入試の面接官として質問を出し、その解答を考える。その解答を不合格にする場合、不合格にするときの理由の説明。
2011年度
＜試験内容＞小学生のキャンプの具体的計画をまとめ、保護者用の説明チラシの作成とそのアピール点を伝える（文字数400字、100字）
＜試験内容＞写真をみて物語をつくる（文字数500～600字）
2010年度はまでは、下記の作品が課題文となっています。
2010年度　内田樹氏の『死と体』と木村敏氏の『偶然性の精神病理』、
2009年度　柳田邦男氏の『人の痛みを感じる国家』、
2008年度　『サザエさん』

　時間30分　５段階評価

3対１の個人面接です。基本的な質問内容になっていますが、圧迫感のある面接の場合があります。何故医師を目指すのかなど、よくある質問の答えは事前に準備をしておきましょう。コミュニケーション能力が必要とされるので、面接官の質問を把握して自信を持って答えてください。

＜質問内容＞
自己アピール
医者を目指す理由
趣味
クラブ、スポーツ
試験・他大の入試結果
調査書の質問
読書のこと
目標達成までの過程
問題をその場で解いて説明する

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など

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