獨協医科大学 医学部

獨協医科大学 医学部獨協医科大学の入試は、英語と数学の配点が高いのが特徴。センター試験利用では、毎年1,000人以上が受験しており、英語、数学、理科2科目の内、3教科4科目で受験可能です。英語では、試験時間の割りに長文問題の量が多いので、速読力が必須です。数学は指導要領範囲外の問題が出題されることもあります。ので、指導要領範囲外の公式理科は、標準的な問題が多いので、取りこぼしのないようにしましょう。

URL http://www.dokkyomed.ac.jp/
住所〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町北小林880
入試課0282-87-2108
代表0282-86-1111

栃木県下都賀郡壬生町北小林880

募集定員見出し(大)

一般入試 推薦 センター入試利用
60名(栃木地域枠含む) 30名 20名

入試科目見出し(大)一般入試見出し(極小)

一次試験 科目 試験時間 配点   二次試験 科目 試験時間
外国語(英語) 70分 200点   小論文 90分
数学 70分 200点   面接(個人) 10分
理科(2科目) 100分 200点      

※理科は<物理Ⅰ・Ⅱ><化学Ⅰ・Ⅱ><生物Ⅰ・Ⅱ>から2つ選択

センター利用入試見出し(極小)

一次試験 科目 配点     二次試験 科目
外国語(英語) 200点     小論文
数学ⅠA・ⅡB 200点     面接
理科 200点      

※理科は「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」から2科目選択

推薦入試見出し(極小)

対象 推薦条件
1浪まで 平均評定4.0以上
科目
基礎適性検査
小論文
面接

一次試験見出し(大)英語見出し(小)

標準難易度以上の問題も結構出題される。整序英作文・短文完成は、日本語訳はついているので解きやすいですが、出題数が多いことのでスピードが要求される。長文読解では内容合致、空所補充の形式が毎年頻出です。長文読解の内容は、医学、自然科学のみならず、幅広いテーマが扱われます。全4題のうち2題が長文、1題が整序英作文、1題が短文完成。出題形式はマーク式。

数学見出し(小)

微分・積分は頻出です。図形の問題は、計算力を試す問題が中心です。全範囲から出題されるので、苦手単元を潰すことが必要です。大問数は5題。出題形式はマーク式。2問の独立した小問で構成される大問1と、複数の誘導からなる大問形式です。標準的な問題でかつ、誘導もついているので、取りこぼしは許されない。数列、微分積分、三角関数が高頻出。

化学見出し(小)

「物質の変化」からの出題が多い。酸と塩基の問題は頻出。全範囲から出題されます。大半の問題は入試の定番問題。大問数は5題。出題形式はマーク式です。大問1が化学全般の知識を問う小問10問程度。計算問題は複数出題されるので、スピードの戦いになります。そのため、基本的な知識はしっかりと身につけておく必要があります。過去問を使って、時間配分対策をしておく必要があります。

生物見出し(小)

発生と器官形成、DNA、代謝と恒常性、免疫に関する出題が頻出。細胞と組織や生態系(進化・食物連鎖など)は、ほとんど出題されていません。
複数分野に連動している問題が出されることが多い。
実験を基本とする考察問題であったり、結果を求めたりする内容が大半。試験の難易度は高いといえます。大問数は5題です。問題形式はマーク式です。複数分野が連動している問題の場合、分からない分野があると得点が伸びません。そのため、全範囲の基本的な知識をしっかりと身につける必要があります。

物理見出し(小)

力学、電磁気学、波動、熱力学から最低1題ずつ出題されています。熱力学の気体の状態変化は頻出。標準レベルの問題が中心。大問数は5題。力学2題、電磁気学、波動、熱力学それぞれ1題の出題。
出題形式はマーク式です。

二次試験見出し(大)小論文見出し(小)

時間60600文字。抜粋文を読んで、2つの問いに答える形式。2010年度までは、600字の記述で、3問構成。近年では医療という枠にとらわれないテーマの出題が多い。趣旨を的確に理解した上で、論を組み立てていくことが必要です。

<2012年度>
袰岩奈々(ほろいわなな)著「(まる)のない大人 ×(ばつ)だらけの子ども」(集英社・出題の都合により一部改変)を読み
 .本文を200字以内で要約しなさい。
 .本文で述べられている価値基準の概念と比較しながら、医師を志すあなたが考える「医師としての価値基準」はどのようなものであるか600字以内で述べなさい。
・外山滋比古(とやましげひこ)著「思考の整理学」(筑摩書房 出題の都合により一部改変)を読み
 .本文を200字以内で要約しなさい。
 .筆者はグライダー能力と飛行機能力はひとりの人間の中に同居していると述べている。自分の中での両者の比率を述べたうえで、目指す医師像においてどのような比率が適当であると考えているか600字以内で論じなさい。
<2011年度>
・「精神と物質」(立花隆、利根川進著(文藝春秋)より抜粋)を読み
 1、本文中の回答者の考えを200字以内で要約しなさい。
 2、本文で述べられている利根川進氏の生命観に対する感想を述べた上で生命をどのようにとらえているか600字以内で述べなさい。
・「オピニオンインタビューこれからの英語」(朝日新聞20101020日鳥飼玖美子著より抜粋)を読み
 1、本文を200字以内で要約しなさい。
 2、本文で書かれた英語教育における「実用」と「教養」をキーワードに、あなた自身が受けたこれまでの教育を総評し、医師を目指すあなたが今後受けてみたい教育について600字以内で述べなさい。

面接見出し(小)
時間103対1の個人面接です。
<質問内容>
面接の前にアンケートを記入。(出身校・自己PR、資格、趣味、得意・不得意科目等)
記入したアンケートに書いた内容について聞かれることが多い。
医師を志望した理由
この学校を志望した理由
高校生活について
など 

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