数学
まず、英語と同様センター試験では得点率90%以上が目標です。
満点を取るつもりで準備する必要があります。
センター数学の出題内容は毎年ほぼ同じなので、対策はきっちりすべきです。
2次試験では、全般的には微積分や確率がよく出題されます。
大学によっては確率の出題頻度が少ないところやベクトルが必ず出題される大学もあります。
また、証明問題を出題する大学が多い傾向があります。
志望校によって出題傾向がありますので、センター試験の結果で出願校を変更するつもりの人は、
出願の可能性がある大学すべてについて、傾向を早めに把握し、きっちりと対策をすべきです。
全く歯が立たない難問が出題されることはまずありませんので、
数学の得点率としては、概ね65%から70%以上が目標になるでしょう。
1問1問を完答できない場合、最初の小問を確実に得点することや部分点を確実に獲得していく
必要があります。
部分点を獲得する意味でも、計算式や図などを適度に書き、
解答に至る過程を書く習慣を身に付けておくべきです。
答えが間違っていても、説明部分で部分点をもらえる場合があります。
私立大医学部の入試問題は、慶應大・東京慈恵会医科大・日本医科大(いわゆる御三家)など
一部を除けば国公立大ほどは難しくありません。ただし、問題量の割りに試験時間が短く、
計算に手間がかかる場合が多いので注意が必要です。
また、「御三家」対策としては、国公立2次対策と同様、じっくりと丁寧に解答する勉強が
必要です。
私立大医学部の合格最低点は60%台のところが多いのですが、70%以上の大学もあります。
また、大学によって問題数や問題の難易度が異なりますので、
早めに過去問を確認し、出題傾向を調べた上で勉強を進めるべきです。