【中学受験対策】SAPIX生徒向け ~その5~
【中学受験対策】SAPIX生徒向け ~その5~
テキストの分量が多すぎる
理科の「新分野別問題集」や社会の「重大ニュース集」など、いろいろな問題集や資料集などは分量が多すぎて、
すべて理解・記憶できない子がほとんどでしょう。
明らかに御三家向けのテキストです。
基礎学力の低い子は、どこが重要箇所なのか分からないので、空回りしてしまうと思います。
学力の高い生徒はたくさんの分量があっても、知っている箇所は確認する程度で、知らない箇所は新たな学習に使えています。
下位クラスの子にとっては、ここでも苦労の種が増えてしまいます。
応用のテキストは、その中で必須なところを選択して学ばなければなりません。
勉強の苦手な小学生にとって大変難しいことです。
大人が重要部分とそうでない部分を示してあげましょう。
特に、時事問題などは自学は難しいと思います。
中学受験は「親の受験」とも言われます。
テキストの中から、どの部分を学ぶべきか、明確に示してあげましょう。