よくあるご質問

Q1、社会の知識が覚えられないのですが?
A1:覚える能力は誰にでもあります。
都道府県を例にあげれば、都道府県名と県庁所在地をまず覚えれば、とりあえず合格点としましょう。まずは県庁所在地を確実に覚えること。
最低限それらを完璧に覚えてしまえば、いずれ興味も出てきて、さらに工業製品や農産物なども覚えることが可能です。

最低限の知識が身についたら、しっかりほめてあげることです。そうすれば、ますま興味もわくようになります。その積み重ねをしていって、知識量を増やすのです。

Q2、覚えても点が取れないのですが?
A2:社会の問題は、「知識と理解」を問うものです。
いくら知識があっても、理解してなければ十分な点は取れません。
社会の問題が苦手な子は、理解があいまいになっている可能性が高いと思います。
もちろん基礎知識すら覚えていない子は、理解以前にまず知識を入れる必要があります。

多くの場合、点が取れないのは知識ではなく理解に問題があるわけですから、そこの強化が必要です。出題内容を理解しているかどうかは、お子さんが問われた内容を自分で説明できるかどうかで判断できます。お子さんが自分で内容を説明できないのなら、それは理解していないということです。

社会の出題内容は理科の問題に比べれば、ずいぶん易しいものです。理科に比べて、社会の学習時間が少ないのではないでしょうか?社会の問題の中で、奇問・難問はほとんどありません。

言い換えれば、社会こそ、4科目の中で最も満点を取りやすい科目なのです。
他の科目に比べれば、克服するのにそれほど時間もかからないのですから、集中的に訓練して得意科目にしましょう。

Q3、社会を好きになれないのですが・・・
A3:お子さんが社会に興味がない場合、「好きになれ」といっても無理があります。
嫌いなものを「好きになれ」と言われたら、もっと嫌いになるでしょう。
社会に詳しい人に、社会の面白いエピソードを話してもらいましょう。
歴史は「物語」ですし、地理は「地図という漫画」だと思ってみてください。
面白いエピソードを付け加えることですぐに覚えてしまうでしょう。

面白いエピソードが増えていけば、自然と興味が出てきます。
興味が出てくれば、もっと知りたいと思います。
その連鎖を繰り返していれば、社会が好きになります。

そうなれば、必ず成績も上がってくるものです。
「好きこそ物の上手なれ」といいます。
お子さんが社会に興味を持つように、いろいろなエピソードを伝えてあげましょう。
さしあたり成績を気にせず、楽しめるようにしてみてください。

Q4、志望校の過去問対策はどれくらい必要ですか?
A4:「どんな問題でも大丈夫!」と、お子さんが思えるほどに事前にさまざまな問題演習をしておくことです。そうすれば、予想外の問題が出ても対応できます。

Q5、社会の成績は才能で決まりますか?
A5:社会で重要なのは、「基本的な知識」と「その背景を理解すること」のみです。
もちろん、記憶力や理解力に差がないわけではありません。
個人差がやはりあるでしょう。
しかし、中学受験をする人で、まったく記憶力や理解力がないという人はいません。
肝心なのは、記憶力や理解力をつける努力をするかどうかの問題です。

つまり、

(1)反復練習をする。
(2)問題を解く前に、用語の背景を理解する。
(3)社会を好きになる。(1と2を実行していれば好きになるものです)

この三つです。
この勉強法で伸びない子はまずいません。
この勉強法を、愚直に反復してみてください。
結果は、時間がどれくらいかかるかという差はあれ、必ずついてきます。
勉強に才能は、関係ありません。

Q6、家庭教師をつけると社会は伸びますか?
A6:進捗状況が違うお子さんが、塾で同じテキストを使って同じ問題を解くのは、合理的ではありません。
お子さんの進度に合わせて、エピソードを語って歴史的背景を理解させたり、グラフの読み取りを訓練していきましょう。

小学生のお子さんが一人で、自分が理解できているかどうかを判断するのは難しいものです。
したがって、大人が、お子さんの理解をチェックしてあげることが重要なのです。
お子さんが理解できない箇所を、「ひとりでやりなさい」と言ってつきはなすのは酷なことです。グラフの読み取りや、政治・経済など、どうしても一人では分からないことがあるものです。

社会が苦手な子は、大人と二人で、進捗状況に合った勉強をすべきなのです。

Q7、長期の休み(夏休み、冬休み、春休み)に集中的に社会の成績をのばすことができますか?
A7:社会の不振の原因が「知識不足」場合は、反復して知識を定着させましょう。必要なものを確実に覚えるいい機会です。そして長期の休みごとに覚えなおしてください。

また、「理解不足」が原因の場合は、お子さんに手取り足取り教えてください。
塾の講義で理解できなかったところを念入りに解説することが重要です。

Q8、低学年のうちから社会を勉強させた方がいいですか?
A8:「早く受験勉強をスタートすれば合格に有利だ」という考え方は基本的に正しいと思います。勉強に早くて悪いということはありません。

しかし、無味乾燥な問題をさせて社会が嫌いにならないように注意してください。
社会の勉強に何より必要なのは、社会に興味をもつことなのです。
低学年から、やたらと知識を詰め込むのは、高学年で意欲の低下を招くことがあります。

1年間あれば中学受験の社会は余裕をもってマスターできるます。
そう考えれば、6年生からはじめても、遅すぎるということはありません。

習い事などで忙しい子は、5年生になってから社会を始めるくらいでいいのです。
小学校4年生までにしておくことは、社会に対する興味を養うことで十分です。

▲ページTOPへ戻る

家庭教師の早稲田アシスト/0120-77-8607