高校受験
塾に通っても伸びない原因は?
塾に通っているのに成績が伸びない!その原因は・・・
・塾のレベルが合っていない?
・クラブと塾で疲れ果てている?
・定期試験に出ない問題をやっている?
もしも、お子さんが塾に半年以上通っても伸びていないなら・・・・・・
ハッキリ言います。
今のままではいつまでも伸びません!
塾に通うお子さんは(親御さんも)、塾に通うだけで満足してしまいがちです。
重要なのは、「結果を出すために有効」かどうかです。
学校の成績がオール5の子がSAPIXで難問を解くのは有効です。
しかし、成績が3や4の子が、SAPIXで難問を解くのは非効率です。
その非効率な勉強を続けていると、偏差値が上がらないだけでなく、通知表も5になりません。
英語で例えてみましょう。
形容詞と副詞の違いを明確に言えない生徒が、不定詞の形容詞的用法と副詞的用法の理解ができるわけはないのです。
何にでも、段階があります。
さらに言えば、目的を明確にしなければありません。
公立高校を目指す子が難関私立高校向けの塾に通っても、非効率です。
公立高校と難関私立高校では、入試問題が明らかに違うからです。
私は塾が悪いと言っているのではありません。
お子さんに合っていない場合がある、と言っているのです。
目立つのは、自宅学習をせず、塾に通うことで満足している子です。
塾の授業は、あくまで解説であって、お子さんが試行錯誤しているわけではありません。
家に帰ってから(翌日でも良いですが)1人で塾で習った単元を自学しなければなりません。
塾の講義で「分かった気になる」のと、「1人でできる」のは全く違います。
では、具体的にどうすれば成績を上げられるのでしょうか?
地味に聞こえますが、こうです。
それは、「この1週間でやるべき内容を決め、1人で勉強する」です。
成績の伸び悩む子は、これができていないのです。
今週何をやるか明確にしないと、惰性で受身で生活してしまいます。
また、1人で勉強しないと本番では点が取れません。
入試本番では、1人なのですから。
1人で考えてもできない問題を聞くのであれば、塾は有効です。
もしも塾の勉強が「非効率で、期待したほど成績が伸びない」のなら、方法を変えることをお勧めします。
塾に通っていれば、何となく安心します。
塾にいる時間、それだけ勉強している気になります。
しかし、勉強は結果が出ないと意味がありません。
通知表の評定と、模試の偏差値がすべてです。
お子さんを客観的に見て伸びていないなら、やり方を変えるべきです。