理科の力=「科学的思考力」

理科とは「科学的思考力」をみる科目です。

理科が苦手のまま、受験当日を迎える子が多いです。なぜ理科を苦手なままにしておくのでしょうか?
配点が同じ社会を頑張った方が得だという打算があるからでしょう。

社会はほぼ覚えるだけですが、理科は科学的思考力を身につけなければなりません。
単なる暗記だけでは理科は得意科目にはならないのです。
では、社会に時間を割いたほうがいいのでしょうか?
中学受験は4科目の合計点で合否が決まります。
一科目でも苦手のままにしておくと、志望校合格に不利になるのは言うまでもありません。
では、今のままで理科の成績が伸びるのでしょうか。

「いつかできるようになる」と信じる人が多いようです。しかし、結局「いつか」はこない、という場合がほとんどです。

いつかできる

理科が苦手な生徒は、考えることを面倒くさがる傾向があります。
くり返しますが、理科は「科学的思考力」をみる科目です。
「科学的思考力」=「原理から論理的に答えを導き出す思考力」と言い換えれば、あらゆる学力の基礎ともいえます。
論理的な思考力なくして高い学力なし、と言えるからです。

理科に必要なのは「原理から論理的に答えを導き出す思考力」ですから、まずは原理を確実に理解することです。学校側は特殊な能力を求めているのではありません。原理を確実に理解したうえで、論理的思考力、つまり筋道を立てて考える力を求めているのです。

昨今のように「子供の理科離れ」により「科学的思考力の低下」が助長される現状では、理科が得意な生徒を学校側が求めるのは当然です。
その例として「御三家」を含め多くの学校では、原理を確実に理解したうえでの論理的思考力を求めるようになってきています。

理科は、基本となる考え方をしっかりとおさえれば、他教科よりも短期間に成績を伸ばせる科目です。

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